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札幌農学同窓会 秋の講演会(10/24)のご案内

 札幌農学同窓会・東京支部では、北大獣医学部同窓会・関東支部と共催で下記のとおり、秋の講演会を開催いたします。

 今回は、北海道大学大学院農学研究院作物栄養学研究室教授の信濃卓郎裕先生(1986年北海道大学農学部農芸化学科卒業・1988年同修士課程修了)をお招きし、近年、農学研究において大きな注目を集めている、作物根と土壌の相互作用の解明に関する研究についてお話しいただきます。

 また、その解明が、作物生産の効率化とともに、地球環境の保全や食料安全保障の確保にも貢献が期待されるなど、将来の農業の持続的発展に向けた可能性についても解説いただきます。

 開催は会場とオンラインのハイブリッド開催とし、会場では講演会の後に、両同窓会会員相互の交流を深めていただけますよう、懇親会を開催いたします。

 多くの会員の皆様のご参加をお待ちしておりますので、10月10日(金)までに、このページから参加登録をしていただきますようお願いいたします。


日時: 2025年10月24日(金)
講演会:18:30〜19:30  懇親会:19:40〜21:00
会場: 如水会館(東京都千代田区一ツ橋2-1-1、TEL 03-3261-1101)
最寄り駅 東京メトロ東西線 竹橋駅
東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線 神保町駅
アクセス https://www.kaikan.co.jp/josui/access.html

地図
演題: 『作物と土壌の相互作用から探る新たな農業(仮題)』  
講師: 信濃卓郎先生
北海道大学大学院農学研究院作物栄養学研究室教授
主催: (一社)札幌農学同窓会・東京支部、北大獣医学部同窓会・関東支部
会費: 懇親会費として8,000円 (2015年以降卒業・修了の方 6,000円
オンライン参加は無料

講師のご紹介

 信濃先生は、1986年に北海道大学農学部農芸化学科(作物栄養学研究室)を卒業され、1990年から北海道大学農学部助手、2002年から助教授として、作物栄養学の研究に携われてこられました。その後、2008年からは、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(現国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)において、作物の養分利用効率の向上や環境ストレスへの適応、作物生産における環境負荷低減、さらには、原発事故による放射性物質汚染に対して農業生産活動を再開するための対策など、作物と環境を軸に幅広い研究開発に取り組んでこられました。

 さらに、2019年からは、活躍の場を再び北海道大学に移し、農学研究院作物栄養学研究室の教授として、作物の養分獲得に関連する生理的・生化学的メカニズムの解明などの分野で多くの研究成果をあげられ、特に、近年は、土壌と作物の相互作用をよりその実際の場である根圏を対象として、総合的に解析することに焦点を当てた研究を精力的に進めておられます。さらにはこれらの研究を通して土壌炭素隔離の研究にも取り組んでおられます。

講師のプロフィール

1986年3月 北海道大学農学部農芸化学科卒業
1988年3月 北海道大学農学部農芸化学科修士課程修了
1990年12月
〜2002年3月 
北海道大学農学部助手
2001年11月
〜2002年1月
ブラジル サンパウロ大学研究員
2002年4月
〜2008年3月
北海道大学大学院農学研究科助教授
2002年6月
〜2002年8月
ドイツ マーティン・ルター大学研究員
2003年12月
〜2008年3月
北海道大学創成科学共同研究機構流動研究部門准教授
2008年4月
〜2013年3月
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
北海道農業研究センター グループ長
2013年4月
〜2019年3月
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
東北農業研究センター 農業放射線研究センター センター長
2019年4月〜 北海道大学大学院農学研究院教授(現職)
2023年5月
〜2025年5月
日本土壌肥料学会 副会長
2023年10月〜 日本学術会議 連携会員
2023年5月〜 日本土壌肥料学会 会長

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